発表会を振り返って【高校生のスピーチと英語による司会】

 

「皆さん、発表会が始まるよ!」という元気なオープニングから始まった発表会。

 

その司会を務めるのは、幼児・小学生から続けて通ってくださる高校1・2年生です。

毎年、発表会では各自の発表だけでなく、司会・通訳・各種準備もお願いしています。

 

途中途中でゲストのミス・モリシアのコメントをスラスラと日本語訳し、小学生クラスや中学生の発表で使用するポスター、絵日記などを手際よく貼り替え、エンディングまで、スムーズに発表会を進行してくれました。

また、第1部での気づきを活かし、第2部では自分達で考え、積極的に動いてくれたことは本当に頼もしく、ありがたかったです。

 

高校生の各自スピーチは、自分の興味や実体験を元に、英文をつくり、それを講師が添削しました。

約3分程度の発表は、それぞれの個性がつまった発表となっていました。

 

どれも見ていて大変興味深く、講師が新しく学ぶこともたくさんありました。

コンクールのファイナリストにも選ばれた、大好きなピアノの経験から興味を持ったベートーベンや曲について発表してくれた子、

部活動での楽器の演奏を通して好きになったクラシック音楽について、実際に曲を流したり、楽器ファゴットを見せたりしながら発表してくれた子もいました。

 

また学校で専門的に船のエンジンを勉強している子は、英検の過去問で長文を学習中に興味を持った、新技術を用いた未来の車のお話を深掘りして発表してくれました。

夏休みごろから、この発表会に向けて少しずつ準備してきた子もいて、数ヶ月の準備と練習の成果を発揮してくださいました。

 

高校3年生は受験勉強に集中するため、普段は発表会に参加しませんが、今年は無事に受験を終えたスクール生が飛び入り参加してくれました。

 

時間の関係で、スクールでは発表の指導をできておりませんでしたが、参加してくれた2人とも、大変見応えのある発表を見せてくれました。

 

高校3年間の英語学習やディベート部での活動を通して得た知見「英語はあなたの未来を拓く」について実体験をもとに発表してくれた子がいたり、


高校2年から高校3年にかけて経験されたカナダでの1年留学について、自作のスライドを作って、ワクワクした様子で発表をしてくれた子がいました。

「高校生の発表が想像以上だった。」「話し方にとても惹き込まれ、心に残った。」と、

 

発表会後の保護者対象のアンケートや、翌日レッスンで下級生から、高校生の発表に対するポジティブなコメントをたくさんいただきました。

 

高校生の皆さんは、司会通訳においても、発表においても、幼児・小学生の頃からコツコツと積みあげてこられた英語力を確実に発揮されていました。

 

第2部のエンディングをむかえ、今年の発表会も無事に終えた時、皆さん安堵感と達成感とでいっぱいのように見えました。

 

スクールのお手本、カッコいい英語を話すお兄さん、お姉さんとして引っ張ってくれて、本当にありがとう。何事にも頑張り屋さんで素直な皆さんの将来が、心より楽しみです。